上田市にお住まいの、ハーレーダビットソンをこよなく愛するクライアントの家です。車庫の扉がチャームポイントです。 敷地は東西に長く、南に線路が通っているという状況です。

光を取り込むために中庭を設け光を確保しています。防音壁としてコンクリート打ち放しの塀を設け、中庭のムードを高める効果も満点。
居間空間です。

トップライトからこぼれ落ちる光をデザインしています。

ちいさなガラスのランダムな光は空間の特徴で、いま僕が注目している手法です。
来客の多い家なので奥様がおもてなしし易い様に、少しだけキッチンを離してあります。

こうすることで、家族がお客様に気兼ねすることなく食事を取れるとともに、お客様も心おきなく奥様の手のひらに包まれたかのようなサービスを受けられるという空間になっています。
キッチンとダイニングです。

当然専用に設計されていて、すべて設計製作されています。
スペースを有効にすることを前提に考えられたダイニングです。

広く使えるのですが、通路も兼ねているのがミソ。食卓では中庭の緑を見ながらプライベートなムード満点の食事をとることができます。
階段空間です。

ランダムな光を運ぶガラス窓。
特有のムードを体感しながら階段を下りるのです。

場面というものを考えながら空間を組み立てる、、、それが僕の設計術です。
中庭空間。

どの部屋からも繋がった外部を望むことができるのです。
中庭空間。

時が止まったような静寂の美を感じます。
夕暮れ時の中庭です。

言葉が見つかりませんが、
とても素敵な時間です。
ランダムな光を運ぶ壁。

21世紀に入ってから、ヨーロッパの最先端の若手建築家たちが夢中になっている、新しい建築表現です。

僕も、その美しさに夢中になっています。この家では設計になかった表現ですが、クライアントの理解でつくらせて頂きました。

「君島さん、これ、きれいですねぇ。」
クライアントの言葉です。
               

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(有)君島弘章建築設計事務所
君島 弘章

〒381-0016 長野市南堀24-17
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